AKB48時代は、不動のセンターとして君臨していた前田敦子さん。
卒業後は、女優として様々な作品に出演していますよね。
アイドル時代と比較して、「演技が上手くなっている!」という声が多くあがっているようです。
今回は、前田敦子さんの演技力について調査しました!
ぜひ最後まで御覧ください。
前田敦子は演技が上手くなった!?
2011年に出演した、「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」は、かなり批判されていましたね。
前作が堀北真希さん主演で大ヒットしたこともあり、比較されてビジュアルまで酷評されていました。
「やっぱり演技下手」「アイドルだから演技力は無い」などと言われていました。
また、「声やセリフ回しが嫌い」「苦手」という声もあり、「演技が下手」と言われていたのです。
映画「イニシエーション・ラブ」
「イニシエーション・ラブ」(2015年)
— 宮岡太郎@映画レビュー (@kyofu_movie) April 10, 2024
日本映画史に刻まれしハイパー大どんでん返し映画。ありがちな切ないラブストーリーと見せかけて、ラスト15分のどんでんで見事サスペンスに変貌する傑作。驚愕の発想をぶち込んだ製作陣に拍手!十角館の殺人と双璧を成す、本来映像化不可能原作の見事な映像化 pic.twitter.com/yzrLoAAwC6
小説がもととなっており、「恋愛ストーリー&どんでん返しミステリー」と言われている作品です。
この作品で前田敦子さんは、主人公の恋人役を演じています。
これまでの演技が不評だったので、公開前は「前田敦子かあ・・・」と、散々な言われようでした。
しかし、いざ公開さると、手のひら返しのように高評価を得たのです。
本作ではラブシーンにも挑戦しており、体当たりの演技も高く評価されました。
イメージを見事に脱却した作品ですね。
ちなみに、非喫煙者だったものの役作りでたばこを吸い始めたという、前田敦子さん。
堤幸彦監督から「本当に吸ってるんじゃないか」と言われるほど、演技に活かされたそうですよ。
ドラマ「イチケイのカラス」
イチケイのカラス第2話より
— Ryoji Obata (@ryojiobata) April 24, 2021
前田敦子さん衣装
-by RYOJI OBATAの白いブラウス pic.twitter.com/U1Va6WoAiq
1歳半の娘を持つ母親で、子供が泣き止まないことで激しく揺さぶり、ケガを負わせるという役でした。
前田敦子さんはこのオファーアが来た際、やるべきかどうか悩んだそうですが、見事な演技でした。
ドラマ「人事の人見」
2025年4月スタートのドラマ「人事の人見」。
老舗文房具会社『日の出鉛筆』人事部で、松田元太さん演じる主人公・人見廉の同僚・真野直己を演じています。
前田敦子さんは最近脇役が多かったのですが、2番手にキャスティングされたようです。
これまで酷評されまくる状況が続いてもめげずに、地道に演技力を磨いてきた、前田敦子さん。
“AKB48の絶対的エース”というブランドも捨てて、チャレンジングな役も演じています。
前田敦子の演技が映画監督から絶賛される理由
前田敦さんは、映画監督からも演技力を絶賛されています。
1人ずつ順番に見ていきましょう。
三木聡監督
成田凌は僧侶のよう?前田敦子、六角精児もそろった“奇跡”に三木聡が満足https://t.co/Yfhp03k2hA#コンビニエンス・ストーリー #成田凌 #前田敦子 #六角精児 #三木聡 pic.twitter.com/f01Naw1qHF
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) July 19, 2022
2022年公開の映画「コンビニエンス・ストーリー」。
スランプ中の若手脚本家・加藤(成田凌さん)が、なんでも見つかるコンビニに迷い込むというストーリー。
コンビニの主で人妻の惠子役を演じた前田敦子さんについて、監督が絶賛していました。
「芝居をやらせると本質にスパーンとたどり着く」「日本女優として規格外で、“世界のマエアツ”」と、かなり高評価だったそうです。
大根仁監督
「苦役列車」前田敦子がんばるなぁ。 pic.twitter.com/alU0wSKmDH
— デンスケ (@kokodokoboy) April 18, 2015
「恋の渦」などで知られる大根仁監督。
「苦役列車」のキャッチコピーは、「友ナシ、金ナシ、女ナシ。この愛すべき、ろくでナシ」。
主演は森山未來さんで、前田敦子さんは古本屋のバイト・桜井康子を演じています。
作品は日本アカデミー賞・キネ旬ベストテン他、多数の受賞を果たしました。
廣木隆一監督
ウソ記事に物申す 廣木隆一監督#さよなら歌舞伎町 #前田敦子
— ハッピー・トーク SO TWEET ! (@tokugyu1963) August 15, 2017
度胸もすわっているし、堂々と演じてくれましたよ
『前田敦子がラブシーンを拒否して、廣木監督が激怒』
といった内容のネットゴシップを読んだんだけど
事実無根ですから⚡
僕、怒ってないし🎬そんな話すら無かったですよ(笑) pic.twitter.com/ZDWB0Ib8P6
2015年に公開された、映画『さよなら歌舞伎町』の廣木隆一監督。
歌舞伎町のラブホテルでの1日を描いた群像劇で、染谷将太さんと前田敦子さんが主演を務めました。
黒沢清監督
黒沢清『旅のおわり 世界のはじまり』の前田敦子。こうやって切り取られると凄いショットだなって思う。何が凄いのか言葉にできないけど、とにかく身震いしてしまう、、。 pic.twitter.com/fI0ku0SydL
— 宮代大嗣 / Daishi Miyashiro (@maplecat_eve) June 10, 2020
黒沢清監督作品の常連である、前田敦子さん。
『Seventh Code』『散歩する侵略者』などに出演し、
と絶賛されていました。
また、前田敦子さんは多いときに月40本以上も映画を鑑賞するそうで、その努力が演技力に結びついています。
堤幸彦監督
堤幸彦が前田敦子に『前田さんは日本一のツバ吐き女優です』と言ったの、
— マーク・ウィテカーさん (@tefsk) December 20, 2021
日本皇民党が竹下登にやった誉め殺しが元ネタです。
パロディ好きな堤監督らしいユーモア。 pic.twitter.com/3w6UKSkArd
前田敦子さんは、映画『もらとりあむタマ子』で、『苦役列車』に続く2年連続日本映画プロフェッショナル大賞を受賞しました。
監督にとって前田敦子さんは、「変に演技しない」のが稀有な存在のようですね。
どんなに演技の技術を磨いても「普通っぽさ」を出すことは難しいので、それこそが強みということですね。
他にも、犬童一心監督や山下敦弘監督、中田秀夫監督らが前田敦子さんを高く評価しています。
役者にこだわり続け、主演・脇役問わず出演作を増やしてきた、前田敦子さん。
そして2021年のNODA・MAP公演「フェイクスピア」など舞台経験も積み、演技派として認められる存在となりました。
前田敦子の演技について世間の評価
前田敦子さんの演技については、世間でも高く評価されていました。
昨日「モリカン故郷に帰る」を鑑賞。
— カシラゾンビ サイバーパンク (@magurobutu1) June 8, 2018
ただただモヒカンが故郷に帰ります。
柄本明の田舎オヤジっぷりはもうなんか現地の人です。
もたいまさこももう現地の人です。
前田敦子は相変わらずの演技上手。
松田龍平の目が珍しく少し生きてました。
ほのぼのだけど、少しの親孝行、少しの涙とモヒカンと。 pic.twitter.com/H1vbYCPeCM
ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 新規参戦枠でいえば前田敦子もキャラがビンビンに立っていて良かった。ダンス経験者故に体はしっかり動くし、演技が上手すぎてこっちまでムカついてくる超キツい態度の先輩役が…という驚きも含め、実に阪元監督の脚本と相性が良い。 pic.twitter.com/2KzDSyAsT9
— シュローダー (@schroder456) September 28, 2024
前田敦子、演技が凄く上手くなってるなぁ。
— なヴぃ (@seinavi) April 8, 2025
人見って、この人、単なる考え無しの馬鹿じゃんねぇ。
最終的にまとまって、大団円。ちゃんちゃん。で終わるのかもだけど、この流れだと、それってたまたま上手く行っただけだよねぇ。#人事の人見
以前のアイドルのような演技ではなく、幅広い役を演じることができる、素敵な女優さんになってきているのでしょうね。
前田敦子についてはこちらもチェック!


まとめ
今回は、前田敦子さんの演技力について紹介しました。
前田敦子さんはAKB48時代、演技が酷評されていましたが、近年の評価はうなぎのぼりのようです。
いい意味で「普通っぽさ」を演じることができるので、映画界では希少な存在のようですね。
これからの情報にも注目ですね。
最後まで御覧いただきありがとうございました。