天海祐希の宝塚時代の伝説を全部洗い出してみた！すごすぎるエピソードまとめ

2024年8月31日

天海祐希さんといえば、日本を代表する大女優ですよね！

現在も数多くの作品で主演を務めていますが、宝塚時代には数々の伝説を残しているようなんです！

今回は、天海祐希さんの宝塚時代の伝説やすごすぎるエピソードについて調査しました！

天海祐希の宝塚時代の伝説やすごすぎるエピソードまとめ

天海祐希さんは宝塚時代、誰も成し遂げなかった伝説を数多く残しています！

それでは、ひとつずつみていきましょう。

１．宝塚音楽学校現役トップ合格

宝塚音楽学校はかなり競争率が激しく、現役で合格できるのはほんの一握りの生徒だけです。

天海祐希さんは、現役高校生でトップ合格となっています！

その際に、歌劇団の演出家・植田紳爾氏が、天海祐希さんのお母さんに「よくぞ生んでくださった！」と、感謝したという伝説があります。

【天海祐希】の宝塚伝説
・音楽学校主席入学
・宝塚関係者に「よくぞ産んでくださいった」と言われる
・新人公演(入団1〜7年目の生徒が1日本公演を演じる)で入団10ヶ月で主役
・初舞台から6年半でトップスター(男役10年と言われている。異例の速さ
・全然老いない
・多分不老不死(この二つは個人的感想 pic.twitter.com/HkWLrKc6cY
— あやれいこ♦︎ (@AyaReiko__31_95) July 27, 2019

学校関係者にそんなことを言わせるなんて、よほど天海祐希さんが輝いていたのでしょう。

宝塚音楽学校は、予科（1年生）と本科（2年生）の2年制で、受験資格は15歳～18歳。

もちろん容姿端麗なだけでなく、「宝塚」の名に相応しい人物が求められます。

受験できるチャンスは一人4回までという制限もあり、毎年1,000人前後が受験しますが、入学できるのは40名だけの狭き門なのです。

入学後も舞台を想定したレッスンがあり、寮生活が義務付けられ、朝から晩までレッスン漬けの日々で礼儀作法も徹底して教育されます。

そんな厳しい宝塚音楽学校を、天海祐希さんはトップで現役合格し首席で卒業！

宝塚音楽学校卒業時のインタビューで天海祐希、「スケールの大きい心の広い、華のある舞台人になりたいと思います」って言ってるんだけど、ここまで言葉通りに実現する人いる？？？？今の天海祐希をそのまま的確に表した表現なのですが……ここまで言葉通りになる？ pic.twitter.com/CJhVLy2aA7
— みきほ (@sumire_8888) December 8, 2022

そして卒業する時には

「スケールの大きい心の広い、華のある舞台人になりたい」

と宣言し、その後その通りに突き進んでいくのですから本当にすごいですよね！

２．入団10ヶ月で新人公演主役に抜擢

宝塚歌劇団には、「新人公演」と「本公演」があります。

「新人公演」は入団1年目～7年目の新人だけが出演する公演で、天海祐希さんは入団わずか10ヶ月で主役に抜擢！

宝塚ブームが来てるので、宝塚音楽学校を首席卒業、お母様が学校関係者に「よくぞ生んでくださいました」と感謝され、入団1年目にして主役を射止め、7年目にしてトップに登り詰めたのち、その2年後には風のように退団…という異例尽くしのレジェンドスター・天海祐希姐さんの現役時代もどうぞ。 pic.twitter.com/w48iN48emm
— 茉莉花べにこ (@beniko71) July 26, 2019

250人以上いる新人団員で、一度も主役に選ばれないメンバーもいます。

そんな中、天海祐希さんが主役と発表されると、上級生は「誰？」と大騒ぎになりました。

この伝説は本当にすごいことで、未だ天海祐希さんの記録は破られていません！

その後、6年半でトップスターに就任という、異例の大出世を成し遂げました。

宝塚史上最速の出世に、「大地真央の再来か！」と騒がれたのです。

３．フィナーレで背負う大きな羽を背負わなかった

1993年に史上最速ペースで月組トップスターに就任した天海祐希さんですが、わずか2年で退団を発表！

宝塚といえばフィナーレで大きな羽を背負って全員で大階段から降りてくるイメージがありますよね。

トップに近い人ほど大きな羽を背負うそうです。

しかし、天海祐希さんは普段の公演でも小さい羽を背負っていたそうです。

あまみチャンわたしが知ってる限りでは2作品しかフィナーレで羽根背負ってないと思うんですけど(もっとあったら教えてください)、もう一つは結構変わったデザインの羽だからTHE宝塚！！みたいな羽はこれだけだし、ミリオンドリームズ本当好きなんですよね　曲も幸せになる
天海祐希宝塚やってる…… pic.twitter.com/l4M7Flj7V7
— みきほ (@sumire_8888) January 1, 2023

言わば、宝塚歌劇フィナーレの見物であり、観客もサヨナラ公演こそ天海祐希さんが大きな羽を背負って出てくると期待していたと人も多いでしょう。

しかし、天海祐希さんはサヨナラ公演では「背負いたくない」と羽を背負うことを拒否したのです！

これまで恒例となっていたものの、この意見を劇団側にも押し通し、実際にサヨナラ公演では羽を背負うことなく登場。

観客は騒然とするものの、天海祐希さんは観客ではなく仲間たちの方を見て感謝するのでした。

天海祐希さんのサヨナラ公演は印象に残った人も多いのではないでしょうか。

さすがレジェンドですね！

４．ファンへの対応

ファンの方が一生懸命準備する、宝塚役者とのお茶会。

天海祐希さんも当然人気で、イベントは大混乱となったのですが、ファンの段取りの悪さにイライラしてしまったことがあったようです。

写真撮影にもたついていると、「てきぱき動きなさい！さっさと終わらせれば、その分たくさんお話しできる！」と怒ったとか。

私がお茶会のあまみが好きな理由
①バキバキに尖り散らかしてるから
②でも言ってることは正論でまっすぐな人間性が伝わるから
③お茶会という宝塚特有の独特のイベントをしてることで改めて「やっぱり天海祐希って宝塚月組のトップスターだったんだ」っ再認識させてくれるから
④単純にビジュがいい pic.twitter.com/jHswKmjlTt
— みきほ (@sumire_8888) January 1, 2023

愛ある激怒だと思いますが、ファンを怒れるのは天海祐希さんだけでしょうね。

もともと天海祐希さんはファンを差別しないというスタンスで、これを最後まで貫き通しました。

退団時にはファンクラブの融資でイベントがあるのですが、派手なイベントを行わず、天海祐希さんはファンクラブ全員に同じワイングラスをプレゼント。

天海祐希。こんなにも容姿端麗で芯の通った女性いたんだって思った。そこら辺の男よりも遥かにかっこいいし生き方も発言も考え方も全てにおいて完璧。努力と才能の賜物。
引退前のお茶会での振る舞いや気遣いは同じ女としてむしろ観るに耐えない。自分が恥ずかしいとさえ思う。本当に素敵です。 pic.twitter.com/FHgAJA7wOR
— 屍姫 (@shikabane_hime3) February 28, 2020

長年ファンだった幹部クラスと、入りたての新人ファンの格差みたいなものがあるようですが、天海祐希さんはそんなことを気にも留めず全員ファンなのだからと平等に。

そういう人間性も天海祐希さんがトップスターとなり、人気があるところなのでしょう！

５．ルールを変えた

宝塚には暗黙のルールのようなものがあり、男役が外を歩くときは、髪をピンで止めるという規則がありました。

しかし、天海祐希さんはピンをたくさんつける必要がないと感じ、ルールを変えてしまったそうです！

また、ファンの出待ちを22時以降は控えるように働きかけたのも天海祐希さんです。

宝塚歌劇団の歴史上、最年少で男役トップスターになった天海祐希。彼女の笑顔の裏に隠れた気遣いは本当にすごい。先輩をごぼう抜きしトップになったため、異例のファンによる楽屋入り出待ちなし。トップだけが背負える大羽を背負わず舞台に立ったことも。気遣いを人一倍した彼女は今では国民的女優に。
— あこ社長｜脳美学®︎ (@akohodge) August 18, 2022

公演や稽古が終わって、タカラジェンヌたちが帰るのは22時過ぎになります。

そんな夜更けに女性が外で待っているのは危険ですし、夜に騒ぐのは近所迷惑になりますよね。

客観的に考えて行動しているので、いつも冷静な判断ができるのですね。

６．トップスターを2年で退団

天海祐希さんは、1995年12月、28歳のときに宝塚歌劇団を退団しました。

トップスターはだいたい5年ほど活動するのですが、わずか2年での退団となりました。

その早すぎる退団に、「いじめがあった」という憶測もありましたが、天海祐希さんが真実を語っています。

色々な要素があったんですけど…ちょうど後々こういうスケジュールになりますよ、と月組のプロデューサーの方に先々のスケジュールを見せていただいて、その時にちょうど2年後の12月がパァーと光って見えているような気がしたの。

それが自分が大好きだった、一番最初に大きな役をいただいた『ミー・アンド・マイガール』というミュージカルを再演しようと思うと言っていただいて、あっ、コレだ。コレで私はやめようと思って、私コレで辞めますと言ったら、プロデューサーが、「はっ？」ここで辞めますと！
徹子の部屋HPより引用

さすが天海祐希さん。

天からの思し召しを受け取って、ピーンときて潔くやめたのですね。