ムロツヨシさんといえば、個性的な演技がウケ、自然に引き込まれていくような不思議な魅力がありますよね!
ここ数年ドラマに出ずっぱりのムロツヨシさんですが、売れたきっかけはなんだったのでしょうか?
今回は、ムロツヨシさんの売れたきっかけやデビュー時からの経歴を調査しました!
ムロツヨシが売れたきっかけは?
ムロツヨシさんといえば、現在はドラマや映画に引っ張りだこで大活躍中ですが、実は俳優だけで食べていけるようになったのはここ数年だそうです!
2023年現在47歳になるムロツヨシさんですが、30歳くらいまでバイトをしながら生活していたんだそう。
俳優のユースケ・サンタマリアさんからの助言で、「30歳の誕生日の日からバイトをやめた」と語っています。
ですが、バイトを辞め俳優一本にしたとで食べれない日もあったそうです。
やっと俳優として安定しだしたのは38歳頃のだと言います。
ムロは俳優でタレントのユースケ・サンタマリア(46)からの助言で「30歳の誕生日の日からバイトをやめた」といい、「そこから(生活費の)借金が増えていって、借金を返せて、来月も再来月も食えるってなったのがちょうど3年前とか。食える月はあるんです、食えない月がくるんです。これでもう大丈夫だってなったのは3年前なんです」と話した。「その食えた瞬間から、この継続が相当大変だなって」と続けた。
引用:2017年7月16日『スポニチ』
ムロツヨシさんは、大学時代にたまたま観に行った舞台に出演していた段田安則さんの演技に感激し、俳優を志すようになります。
それから大学を中退し、俳優養成所に通って劇団を立ち上げたり役者としての道を進みます。
ムロツヨシさんは19歳から役者として活動していたので、安定するまでには約20年かかったことになりますね。
かなり長い下積み生活を過ごしてきたムロツヨシさんですが、ブレイクしたきっかけなんだったのでしょうか!?
①人気者を使っていた
1つ目は、人気者を使っていたということです!
ムロツヨシさんは、俳優・小泉孝太郎さんや小栗旬さんと親友だというのは有名な話しですね。
すでに売れっ子俳優としての地位を確立していた小泉孝太郎さんや小栗旬さんらの名前を積極的に使って、のし上がっていったとのこと。
まずは名前や顔を知ってもらってから、次に自分の芝居を見てもらおうと考えたようです。
ムロは「人気者を使っていった」とキッパリ。親友として知られる俳優の小泉孝太郎(39)や小栗らの名前を積極的に使って、のし上がっていったことを振り返り、「そこからいろんなところから知ってもらって、芝居という部分での自分を見てほしかった。やり方としては汚いと思うけど、自分で決めていた」と話した。
引用:2017年7月16日『スポニチ』
確かに、小泉孝太郎さんや小栗旬さんのファンからすると「親友のムロツヨシさんって誰!?」と知るきっかけになりますよね。
でも人気者の人と親友になるためには、、それができる環境をつくることから始めないといけません。
小泉孝太郎さんの場合、ムロツヨシさんは小泉家と家族ぐるみで仲が良く大歓迎されており、一生の付き合いになると思うとまで言われるほど。
これはムロツヨシさんの人柄があってのことで、誰でもできるわけではありませんよね。
②いろいろな知り合いに会いに行きまくった
2つ目は、いろいろな知り合いに会いに行きまくったとのことです!
ムロツヨシさんは芝居の仕事もない頃、彼女にも振られてしまい、何もかもうまくいかなくなったことで開き直ったそうです。
そして、いろいろな知り合いに会いに行くようになります。
どこかで飲んでいると聞けば向かい、初対面のでも演劇関係者であれば、「ムロツヨシです。使ってください。」と頭を下げたそうです。
そこから知り合いの輪を少しずつ広がり、だんだん仕事が増えていったんだとか。
しかしまだまだブレイクまでは程遠い状態だった頃、ある日たまたま観に行った演劇後の飲み会で、ヒット作である『踊る大捜査線』シリーズの監督・本広克行さんと知り合います。
そしてその場で猛アタックを仕掛け、お酌をしながら「ムロツヨシです!」と名前を連呼していたそうです。
最初は煙たがれていたようですが、最終的には名前を覚えてもらい本広克行監督の映画に出演することになります!
その映画というのが、2005年公開の映画『サマータイムマシン・ブルース』です!
それですぐにブレイクとはいかなかったものの、地道な努力の結果、仕事を掴み取ったわけですね。
売れるためには知られる事が大事で、実力は後から付いてくるものですよね。
世に出るチャンスがなかっただけなので、チャンスを掴むことさえできればきちんと評価されるということですね。
「いかに知られる存在になるか」を意識していたムロツヨシさんは、自分にできる最大の努力=営業活動をしたわけです。
③印象的なキャラクターでブレイク
3つ目は、印象的なキャラクターを演じたことです!
ムロツヨシさんのブレイクのきっかけとなった作品は、2011年から放送された『勇者ヨシヒコシリーズ』です!
俳優の山田孝之さん主演で、人気ゲーム『ドラゴンクエスト』をモチーフとした作品。
ムロツヨシさんが演じたインチキ魔法使い・メレブは、独特の間と奇妙な喋り方でコミカルな演技が視聴者に強烈な印象を残し注目を集めるようになります。
「なんだか気になる存在」になったのはこの頃からでしょう!
その後、2013年に放送されたNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』に出演。
個性的で強烈なキャラクターを演じ、知名度を高め一躍有名に!
この当時38歳だったので、俳優一本で食べていけるようになった時期と重なっています。
やはり朝ドラ効果は認知度は凄いようですね!
まさに人生のターニングポイントとなった作品です。
ムロツヨシのデビュー時からの経歴を振り返ってみた!
遅咲きブレイクを果たしたムロツヨシさんですが、デビュー時からの経歴を詳しく振り返ってみたいと思います!
ムロツヨシさんは4歳のときに両親が離婚し、離婚後に新しい家庭を持った母親を気遣って、本名を明かさずにデビュー。
30歳まではアルバイトをしながら小さな劇団の舞台に出るなど、役者の道を歩んでいました。
2005年~
本広克行監督の出会いをきっかけに、2005年公開の映画『サマータイムマシン・ブルース』へ出演。
この作品が、ムロツヨシさんにとって初めて報酬がもらえる仕事だったそうです。
同年には『踊る大捜査線シリーズ』にも出演し、『踊る大捜査線』には2005年~2012年まで出演されています。
2005年を機に、映画やドラマへ出演するようになります。
2011年~
まだまだ脇役でしか出演していなかったムロツヨシさんですが、『勇者ヨシヒコシリーズ』をきっかけに、2013年からはバラエティ番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』に出演しムロツヨシさんの笑わせる演技が炸裂し始めます。
そして、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』での個性的なキャラクターを演じていたことで、コメディ要素の強い俳優として一躍有名に!
このようなムロツヨシさんのキャラクターが仕上がったのには、『勇者ヨシヒコシリーズ』で共演した福田雄一監督の存在があったからだそうです。
2018年~
その後も、福田雄一監督が手掛ける『銀魂 実写映画シリーズ』や『今日から俺は!!』などでもインパクトのある個性的な役柄を演じています。
コミカルな演技を見せたかと思いきや、2018年10月期に放送されたドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』では、戸田恵梨香さんと夫婦役を演じ恋愛ドラマ初出演となりました。
ムロイケメン説が誕生するなど、大きな話題になりましたね!
2021年~2023年現在
連ドラ常連となったムロツヨシさんは、2021年9月公開の映画『マイ・ダディ』で映画初主演を飾り、2022年6月公開の映画『神は見返りを求める』でも主演を務めています!
2024年2月公開予定の映画『身代わり忠臣蔵』でも主演に抜擢されており、ドラマや映画に引っ張っりだこが続いている状態です。
ブレイク以降、ムロツヨシさんの活躍は安定して続いているようですね!
ムロツヨシさんがここまで売れたのには様々な出会いやきっかけもありますが、確かな演技力もあるからでしょう!
まとめ
今回は、ムロツヨシさんの売れたきっかけやデビュー時からの経歴を調査しました!
ムロツヨシさんは長い下積み時代を過ごしてきましたが、自分を売り込んだことでの様々な出会いがきっかけで徐々に出演作品を増やしていったようですね。
売れたきっかけは、個性的なキャラクターが炸裂していた『勇者ヨシヒコシリーズ』や連続テレビ小説『ごちそうさん』でした!
こうして38歳頃から役者として安定しだしたようですね。
ムロツヨシさんのこれからの活躍も楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。