今やコメディドラマには欠かせない存在となったムロツヨシさん!
常に明るくおもしろくて、俳優や演出家として大活躍していますよね。
そんなムロツヨシさんですが、実はかなり複雑な家庭に育ち、壮絶な生い立ちのもと育っていたのです!
そこで今回は、ムロツヨシさんが明るいキャラクターの裏で経験してきた壮絶な生い立ちについて調べてみました!
ムロツヨシの生い立ちが壮絶すぎる!時系列でまとめ
それでは、壮絶な生い立ちだと噂されているムロツヨシさんの過去について、時系列でみていきましょう!
ムロツヨシの生い立ち:幼少期から中学まで
ムロツヨシさんの両親は4歳の時に離婚しています。
3歳の頃から両親がケンカしている姿を見てきたようです。
親権は大工だった父親が持ったそうで、姉と2人で父親と一緒に生活することになります。
物心ついたころには母親がおらず、父しか頼る人はいなかったのですが、父親は頻繁に女性の家へ行ってしまい家を空けることも多かったそうです。
トランクに服を詰めている母親の後ろ姿の記憶が残っているんだとか。
そして父親は完全に女性の家に住むようになり、姉とムロツヨシさんは祖父母や親戚の家に預けられることになります。
完全なる育児放棄ですよね。
幼いながらもおかしいなと違和感は感じていたそうです。
冬休みや夏休みには父親がいる女性への家へと遊びに行くこともあったとか。
#ムロツヨシ #サワコの朝 で
けっこう壮絶な生い立ち家庭の事情を軽〜く語るの図。 pic.twitter.com/rbwalT9C57— 花形右京 (@ukhanagata) March 17, 2018
小学5,6年生になると先ほどとはまた別の知らない女性と父親が再婚。
その相手には連れ子が2人いたので、一気に兄妹が増えることになります。
さらになんと、父親は再婚相手とともに祖父母のアパートの隣に引っ越してきたそうです。
ムロツヨシさんたちではなく再婚相手の家族と隣で一緒に暮らすとは、かなりの無神経さですよね。
ムロツヨシの生い立ち:中学時代
祖母はそんな息子家族を見て腹が立ち、憎しみを抱くようになってしまったそうです。
また、ムロツヨシさんと一緒に引き取られた5歳上のお姉さんは、当時思春期真っ只中でだんだんグレてしまいます。
そして、ある日家出をしていまいそれっきり帰ってきませんでした。
なので、ムロツヨシさんもそれっきり会っていないんだとか。
反抗期のお姉さんに手を焼いていた祖父母を見て、ムロツヨシさんはこれ以上負担になるまいと、嫌われないように必死だったそうです。
ヨシヒコみるようになってからムロツヨシ気になってる。かわいい~~~。そしてWiki見たら生い立ちが……抱きしめたくなった…。 pic.twitter.com/LzL2qlrcHw
— 🐔334🍳 (@334143km) December 11, 2017
ムロツヨシさんは幼いながらも自制を覚え日々生活していたようですね。
ムロツヨシの生い立ち:高校卒業から大学まで
ムロツヨシさんは高校を卒業してから1年間の浪人生活を経て、東京理科大学に入学しました。
苦労して入った大学ですが、たったの3週間で行かなくなってしまいます。
ムロツヨシさんは偏差値が高い大学に入ることしか考えておらず東京理科大学を選びましたが、「学びたいことがあってこの学科に来た」という同級生たちに対し、ムロツヨシさんはそこまでの熱意はありませんでした。
同級生たちのように「夢を持つ人間になりたい!」と思うようになり、大学を中退します。
しかしほどなくして父親はまた離婚し、借金まで作ってしまいます。
父親は親戚を保証人にしていたため、その親戚を自己破産に追い込むことに。
そのため親戚中から険悪な目で見られるようになったのですが、ムロツヨシさんは自分を育ててくれた親戚に恩を感じており、20,21歳ぐらいの時に父親と絶縁することを決意します!
絶縁してからは一度も会っていないそうです。
祖母は堅実な郵便局員になってほしかったそうですが、大学を中退したムロツヨシさんは俳優を志します。
1995年に公演された舞台『陽だまりの樹』を観に行き、1幕ラストで段田安則さんが涙を流す芝居を見て感銘を受けたのがきっかけで俳優を志したそうです。
小学生時代からの友人にを後押しされたことが大きいといいます。
そしてオーディションを受けますが、ことごとく落選。
お金のかからない俳優養成所に入り、卒業後は小さな劇団の舞台に出演し続けます。
ムロツヨシの生い立ち:芸能界デビュー~ブレイクまで
長い下積み時代が続いていた中、ムロツヨシさんが26歳のときに転機が訪れます。
小劇場の飲み会に参加すると、『踊る大捜査線』シリーズなどで知られる本広克行監督に出会いました。
そのことを知ったムロツヨシさんは自分の名前を売り込もうと、監督の隣に座って「ムロツヨシ」と唱え続けたそうです。
本広監督にけむたがられながらも、とにかく名前を覚えてもらおうと言い続けたそうです。
そして、本広監督の作品で2005年公開の映画『サマータイムマシン・ブルース』に出演を果たします!
その後、2013年に放送されたNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で強烈なキャラクターを演じ、ブレイク!
「ごちそうさん」のムロツヨシならおそらくご期待に沿えるかと思います…。 pic.twitter.com/kkO6aX6n38
— ゆふでくさんのほっとけーき🌕 (@yhdeksan) January 14, 2017
38歳と遅咲きのブレイクですが、俳優としての成功をおさめた瞬間でした!
ムロツヨシの音信不通の姉と母親の現在は?
ムロツヨシさんは両親の離婚後、母には一切会っていません。
真っ赤な口紅をしていた記憶はありますが、母親の写真もすべて処分されていたので顔もわからないそうです。
母親を探そうと思えば見つかるでしょうが、迷っていてまだできていないそうです。
また、ムロツヨシさんは本名を名乗ってないことでも知られています。
その理由として、ムロツヨシさんの本名はかなり珍しいそうで、もし本名を名乗ったら母親が「自分の子供だ」と気づいてしまう可能性が。
現在は新しい家庭を築いているそうなので、そこに迷惑がかかるのでは?と心配していることから、本名を明かさないんだとか。
また、お姉さんも中学時代に蒸発してから一度も会っていないとのこと。
一緒に暮らしていた親戚の姉2人とは今も連絡を取っているようで、親戚はみんなムロツヨシさんの活躍を喜んでくれているそうです!
これほどまで壮絶な生い立ちだったにもかかわらず、父親にさえ恨みを持っていないというムロツヨシさん。
ムロツヨシさんの人柄の良さはこの生い立ちがあったからこそなのかもしれませんね。
まとめ
今回は、ムロツヨシさんの生い立ちについてまとめてご紹介しました!
明るいキャラクターからは想像できない壮絶な生い立ちをもっていたのですね。
生き別れの母・姉とは何十年も会っていないといいますから驚きです。
こういった経験があったことから結婚しないとも言われいるようですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。