アイドルグループ「SUPER EIGHT」のメンバーとして活躍している、横山裕さん。
以前、「NHKスペシャル 令和家族 幸せ探す人たち」で、壮絶な過去について語っています。
周囲を明るくするムードメーカーなので、その過去には視聴者からも大きな反響がありました。
今回は、横山裕さんの生い立ちや壮絶な過去についてまとめました。
ぜひ、最後までご覧ください。
横山裕の生い立ちが悲惨すぎる！NHKで語られた内容まとめ
横山裕さんは、2019年に「NHKスペシャル 令和家族 幸せ探す人たち」に出演。
幼少期に両親の離婚を経験し、幼い心に深い傷を残した過酷な経験について語りました。
その内容について時系列でまとめていきます。
両親の離婚と母の再婚、義父との生活のはじまり
横山裕さんは、もともと裕福な家庭の一人息子として生まれました。
離婚の原因は明らかにされていませんが、横山裕さんの親権は母親が持つことになりました。
番組内では、横山裕さん本人が当時の様子を語っています。
母は働きに出かけるため、祖父母と同居することになります。
その2年後、横山裕さんが5歳の時に母親は再婚。
突然現れた義理の父親からは「今日からお父さんと呼びなさい」と言われたそうです。
それに対して横山裕さんは大きな衝撃を受け、お父さんとは呼べなかったとか。
しかしそれに対し、義父は「早く呼べ」といい、頭を叩いたそうです。
再婚後、幸せな生活が待っているかと思いきや・・・横山裕さんの母親はよく泣いていたそうです。
そして義父の怒号はよく聞こえていた、と番組内で横山裕さんは当時を振り返っています。
祖父母との生活
母親が再婚し、連れ子となった横山裕さん。
シングルマザーとなった母親は、1人で横山裕さんを育てることは難しく、祖父母を頼ったのでしょう。
また、横山裕さんは義父との折り合いが悪く、祖父母と住む方が良かったようです。
その後、横山裕さんが6歳のときに母親と義父の間に男の子が誕生します。
またその2年後にも1人子供が生まれ、横山裕さんには弟が2人できました。
しかしこの頃、祖父母のもとで生活をしていたので、弟たちとの面識はなかったそうです。
その後、横山裕さんが中学2年生の時に、祖父が心臓の病気でこの世を去っています。
そのため、再び母親のもとで暮らすことになります。
建築会社とジャニーズJr.を両立
両親と弟2人と暮らすことになった、横山裕さん。
弟たちとは仲が良かったものの、義父とはどうしても合わなかったとか。
変わらず虐待は続いており、横山裕さん1人に対してだけで、弟2人は被害にあっていません。
横山裕さんの母親は仕事を掛け持ちしており、それを助けたかった横山裕さん。
中学卒業と同時に建設会社に就職し、ジャニーズJrのレッスンにも通い出しました。
ジャニーズ事務所のオーディションでは、故・ジャニー喜多川さんとの運命的な出会いが。
当時横山裕さんの母親は、横山裕さんの同級生がジャニーズ事務所に入所したと言うのを聞きます。
「うちの息子も入れるんちゃうか？」と思い、勝手に履歴書を送ったそうです。
そして言われるがままオーディションを受けるも、落選してしまいます。
その帰り道、偶然ジャニー喜多川さんに「You、舞台見にくる?」と誘われたのです。
その後奇跡的に合格。
ジャニーズとしてしっかり稼げるようになり、建設会社を退社することになります。
横山裕さんの働きぶりが評価され、辞めるときも「芸能界であかんかったらいつでも戻って来い」と言われたとか。
また、その頃には横山裕さんの母親は義父と離婚。
しかし弟は施設に入ることが決まり、横山裕さんとは離れ離れになってしまいます。
横山裕の母親の死
横山さんが29歳の時、当時50歳だった母親はスーパーに買い物に行った際に突然倒れてしまいます。
そのまま意識が戻ることなく、この世を去ってしまいました。
死因は虚血性心疾患だったそうです。
その時、横山裕さんの弟たちは、21歳と23歳になっていました。
母親が亡くなった当日は、横山裕さんは「SUPER EIGHT」のツアー中でした。
ソロコンサートでのステージ直前、母の死を告げられた横山裕さん。
スタッフはコンサートの中止を提案しました。
しかし「仕事に穴を開けられない、母親も同じ意思だと思う」と、予定通り出演。
その日の母親の訃報はコンサートに来ていたファンにも伝わり、コンサート中に涙を流す人もいたようです。
コンサート中は気丈に振る舞っていた横山裕さん。
このライブのクライマックスではある曲が歌われます。それは母親への想いを歌った「オニギシ」。
と言うセリフのあたりから、横山裕さんは後ろを向いて涙を流していたそうです。
この歌はもともと両親の離婚後、祖父母との実話をベースに横山裕さんが作詞したものでした。
亡くなった母親に対して、祖父への歌を置き換えて歌ったようです。
横山さんは当時について
と話しています。
当時ファンの間でもこのことは大きな話題になりました。
その後行われた横山裕さんの母親の葬儀には、「SUPER EIGHT」のメンバーも参列しています。
横山裕さんの過去の苦労を知り、母親の死に直面した横山裕さん。
生前の「SUPER EIGHT」のライブには、横山裕さんの母親は何度も足を運んでいたようですよ。
このことからも横山裕さんと横山裕さんの母親は、とても仲が良かったことがわかります。
横山裕の弟は記憶喪失になった？結婚している？
横山裕さんには、弟が2人います。
- 6歳下の勤（つとむ）さん
- 8歳下の充（みつる）さん
異父兄弟ですが、横山裕さんは弟たちを溺愛しているそうです。
これはファンの間でも有名な話で、自身のラジオや公式ブログ、コンサートのMCの際も度々弟の話をしています。
過去にフライデーで、横山裕さんが弟さんと一緒にアイスを買っている様子が掲載されたことも。
メンバーの丸山さんから「休日は何してるの？」と聞かれ、「大体弟と過ごしている」と答えたそうですよ。
それを聞いた丸山さんからは「こいつ、友達おらんのかな？」と心配したそうです。
それほど仲良しということですね！
勤（つとむ）は記憶喪失だった？
勤さんは現在、社会人として働いています。
充さんは京都産業大学卒業後、法政大学会計大学院で税理士になるための勉強をしているそうです。
その原因とは、母親の死でした。
母親が急死してしまった際、勤さんは落ち込む周囲を気遣い、誰よりも気丈に振る舞っていました。
しかしその精神的負担は大きく、勤さんは倒れてしまいます。
倒れたことを聞き、横山裕さんは勤さんに連絡。
するとそのとき勤さんは、
と言ったのだとか・・・
勤さんにとって母親の死はあまりにショックで、防衛本能のため記憶を閉ざしてしまったのでしょう。
その後、勤さんは2年間の記憶を失っていたそうです。
そんな勤さんに対して横山裕さんは家族で過ごす時間を大切にし、家族旅行なを計画しました。
その甲斐もあって、勤さんの記憶は無事戻ったそうですよ。
勤（つとむ）は結婚している？
勤さんは自身の結婚式で、横山裕さんへの感謝の気持ちをスピーチしました。
それを聞いて横山裕さんは、号泣したそうです。
勤さんの結婚前には、ラジオで「弟が結婚したら今までみたいには遊べなくなる」と語っています。
祝福の気持ちがありながらも、溺愛していた弟の結婚に寂しさもあったのかもしれません。
勤さんと奥さんんとの交際期間は、とても長かったようです。
勤さんはもともと、結婚式を行う予定はなかったのだとか。
横山裕さん自身が勤さんの奥さんに聞いたところ、
と答えたそうです。
しかしその後、偶然ゼクシィを見ると、奥さんがたくさんチェックした痕跡が・・・。
それを見た横山裕さんは、本当は結婚式をあげたいと思っていることを勤さんに伝えます。
さらに結婚式で横山裕さんはサプライズのトランペットで、「家族になろうよ」を演奏しました。
「SUPER EIGHT」でトランペッターとして活動している横山裕さん。
その腕はたしかですが、直前に勤さんからのスピーチがあり、動揺して音が裏返ってしまったそうですよ。
しかし、弟さん夫婦もゲストもとても喜んでいたのでしょう。
横山裕が大人になって振り返る義父への思い
なんと横山裕さんは、義父から棒で殴られたこともあったようです。
義父に対して横山裕さんは、
と語っています。
そして番組中に、
と語っていました。
「義父と向き合わなきゃいけないとすごく思う」とも語っていたようです。
横山裕さん自身も大人になって振り返ると、また違った思いがあるかもしれませんね。
決して簡単に許せるような仕打ちではなかったことは、言うまでもありません。
しかし、自分への謝罪を求めるわけではなく、義父を救うための謝罪の機会というのが素敵ですね。
そんな横山裕さんの姿に、ファンでなくても心打たれたのは間違いないでしょう。
横山裕についてはこちらもチェック！
まとめ
今回は、横山裕さんの生い立ちや壮絶な過去について紹介しました。
グループ活動としてだけでなく、個人としても活躍の場を広げている横山裕さん。
壮絶な生い立ちには驚きましたが、これからは幸せになってほしいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。