加藤大誠さんといえば、明治大学駅伝部のエース的存在として知られていますよね。
箱根駅伝予選会では、前回シードを逃したものの、4年連続63回目の本戦出場に内定しています。
そんな加藤大誠さんですが、高校時代にどのような活躍をしてきたか、気になる人も多いと思います。
今回は、加藤大誠さんの出身高校について、調査しました!
加藤大誠(明治大)の出身高校はどこ?
加藤大誠さんは、陸上の名門・鹿児島実業出身です。
第98回箱根駅伝予選会では、日本人選手2位と好走を見せていました。
トップにはわずかに及びませんでしたが、「日本人1位になりたい」という熱意から、ラストスパートにつながったようです。
第96回箱根駅伝
2区 加藤大誠
沿道の声援に応える!#明治たまらん#令和で起こす明治維新 #3代目紫紺の鹿実 pic.twitter.com/BPz6Y1uVuJ— kō (@sknknkn) January 2, 2020
加藤大誠さんは、1年生のときから「花の2区」を任されており、今年もその2区を走りたい!という思いは強いそうです。
「ずっとそれを考えていた。2区を走るならここで1位で取らないとと。また2区を走って、次はシード権を取りたい。これ以上もっと強くなって結果を出したい」と誓った。
山本監督は「下馬評でトップ通過と言われていた中で、そのとおりになって良かった」と安堵(あんど)の表情。
この日は集団走ではなく、選手個々が決めたターゲットタイムで走る方針だったことを明かし、「その作戦を選手たちが実行してくれた。力通りの走りをしてくれた結果だと思う」とうなずいた。
サンケイスポーツより引用
前回の箱根駅伝では、1年生で2区を担い、エースとして「勝負の区間」である花の2区への思いは、人一倍強いといいます。
「一言で言えば、悔しい。せっかく良い位置で大保さん(海士/4年)からタスキをもらって、しかも、あんだけテレビに映ったのに。ずるずる下がっていき、物足りない走りになりました。例えるなら、ラーメン屋でラーメンを頼んだのにうどんが出てきたみたいな……。思っていたより味が薄いし、麺もぶよぶよだし、パンチ力にも欠けていた」
サンケイスポーツより引用
昨年の夏はケガで走れなかったそうですが、今年は夏合宿の練習を完璧にこなせてました。
【鹿児島県都道府県駅伝選考会】
高校男子8000m
🥇山口賢助(鶴丸) 23:51
🥈安川元気(鹿児島城西) 23:52
🥉加藤大誠(鹿児島実業) 23:53 pic.twitter.com/AnpjjwGGcW— 陸トピ (@rikutopi) December 2, 2017
そのため、基礎のレベルが去年とまったく違うそうで、自信をもって秋を迎えます。
全日本では2番目に距離が長い7区を担当したのですが、トップの東海大・西田壮志選手と離されてしまい、青学大と駒大には逆転された結果、4位となってしまいます。
【第96回箱根駅伝】
2区:新子安
加藤大誠選手(明治大) pic.twitter.com/Kz4fPZWQRA— なかやまけいすけ (@919_keisuke) January 2, 2020
監督が求めていた走りを見せることができず、悔しい思いをしました。
エース候補の1人だったこともあり、プレッシャーも強く、期待に応えられなかったことを悔やみました。
その一方で、他大学のエースと一緒に走れたことが、純粋に楽しかったといいます。
加藤大誠の高校時代の戦績について調査!
姶良市立帖佐中卒業後、加藤大誠さんは鹿児島実業高校に進学します。
高校時代の戦績は、以下の通りです。
都道府県駅伝2016年 (2区・42位)
全国高校駅伝2017年 (3区・26位)
都道府県駅伝2019年 (1区・7位)
駅伝ネットより引用
こうしてみると、高校時代はそこまで成績がふるわなかったようですね。
加藤大誠さんは中学3年生から陸上を始めた遅咲きの選手。強豪の鹿児島実業高に進学し、主将を務めたものの、成績は思わしくありませんでした。
最後の県高校駅伝では、左足が痛みながらも、2位と大きく差をつけて区間賞を獲得します。しかし、チームは都大路へ行けませんでした。
この経験から、加藤大誠さんの中で変化が起き、陸上の神様が舞い降ります。
ゆとりをもってポイント練習をこなせるようになり、練習で余裕が出てくるようになりました。
高校卒業間近でその才能が開花され、都道府県対抗駅伝では、区間7位を記録しています。
25位 1:03:29
加藤大誠 選手(明大)1年生初ハーフで3分台👏🏻 pic.twitter.com/yHucqtSo14
— まりっぺ (@marippe618) November 17, 2019
鹿児島実高校1年生のときに、九州で頭角をあらわしていたのが、九州学院高(熊本)の神林選手や西田選手でした。
合同合宿で顔を合わせたこともありましたが、当時は天と地ほどの実力差があったのです。
そのため、大学生になって彼らと同じ舞台に立てることは、感慨深いものがありました。
ただ、自身のトラックタイムには、まだまだ満足できないものがあるそうです。
「10000m28分台」というのが、学生トップランナーの目安とされていますが、加藤大誠さんはそのタイムをなかなかマークできずにいます。
佐賀県長距離記録会
男子5000m
ダンカンキサイサ(大分東明)13:58.85
扇育(松浦)14:06.43
加藤大誠(鹿児島実業)14:13.91 pic.twitter.com/JXjGG04v5D— 陸トピ (@rikutopi) October 13, 2018
明法定期戦
紫紺ルーキーズ😄👍
加藤大誠、小澤大輝、櫛田佳希
漆畑瑠人、杉本龍陽、近藤亨#明治たまらん pic.twitter.com/oPNJEctv2M— kō (@sknknkn) July 14, 2019
チーム内で28分台ランナーは15人もいるそうで、加藤大誠さんの自己ベストは17番目の29分08秒05となります。
監督曰く、加藤大誠さんは単独走で力を発揮するタイプだそうで、集団で走ると力んでしまうという課題があるそうです。
しかし、箱根駅伝において、トラックのタイムはあくまで参考程度です。
【箱根駅伝予選会エントリーメンバー紹介】
3年 加藤大誠 (鹿児島実業・鹿児島)
「Keep pushing the limits 🦁」#明治たまらん#adidasrunning#紫志奮迅#長距離界のかくめいじ#サトウのごはん#箱根駅伝予選会#加藤大誠#KeepPushing pic.twitter.com/zZnFAr1src
— 明治大学体育会競走部 (@MeijiKyoso) October 15, 2021
山本監督は、加藤大誠さんのについて、「箱根ではもちろん出番はあるだろう。」と手ごたえを見せています。
今回の箱根で加藤大誠さんが希望するのは、前回と同様花の2区です。
チーム内には他にも2区候補はいるので、これからどうなるかは分かりませんが、前回より30~40秒縮めることができれば、2区に選ばれる可能性は十分にあります。
前回の箱根では、加藤大誠さんが急遽2区となり、本人も大変驚いていたそうです。
しかし、チーム内には阿部弘輝選手や鈴木聖人選手ら、エースの選手がいたので、あくまで“つなぎ要員”という扱いでした。
今回こそ、エースとして、花の2区を走りたいですね。
明治大学に進学した現在も、進化は続き、「今はスタートラインに過ぎない。」と話しています。
加藤大誠さんの夢はオリンピック出場で、世界にその名を知れ渡らせることです。
現在は自他共に認めるエースを目指し。大学4年間で夢に向かって走り続けることを誓っています。
まとめ
今回は、加藤大誠さんの出身高校、紹介しました。
中学3年生から陸上を始めるという遅咲きのスタートでしたが、鹿児島実業時代に実力をつけ、明治大学ではその才能を開花させています。
昨年同様、花の2区を走れるのか、注目を集めることになるでしょう。
今後の活躍も楽しみですね!